ふたばについて
ごあいさつ
ふたばの共同代表をつとめております山口と申します。
私は、2015年に男女の双子を出産しました。
当時2歳の長男がいながらの妊娠生活は不安でいっぱいで、ネットで情報を集めては、私に双子を育てていけるのか不安で仕方ありませんでした。
無事に出産したものの、長男の時とは違う目まぐるしい日々に心は擦り切れ、かわいいと思う反面
「どうして、別々に産まれてこなかったの!?」
「他にお母さんいたんじゃないの!?」
と母親を辞めたいと思うまで、心は疲弊していました。
どの育児も経験したものにしか分からない。
周りに多胎育児をしているママが少なく、”私の気持ちなんて誰もわかってくれない”と塞ぎ込む時期もあり、子育てを楽しむ余裕もなかなかもつことができませんでした。
それでも、なんとか子育てができていたのは、当時の私を支えてくれた夫や両親だけでなく、長男の療育の職員の方や子育て支援センターのスタッフの方々や友人の応援のおかげです。
今、双子が3年生になり、ずいぶんと子育てが楽になった今だからこそ、昔の私のように双子出産や育児に不安を抱えているママやパパの力になりたいと思ったのが、ふたばの代表を務めようと思ったきっかけです。
妊娠中や、特に子どもが小さい4歳くらいまでは、経験者の寄り添いやそれに必要な情報の提供が、当事者にとって、こんなに心強いものはないと思っています。
「双子を産んで良かった」
「双子育児って面白い!」
とママやパパが苦しまず、育児を楽しめる地域に近づけるよう、精一杯努めていこうと思います。
三重多胎育児サークル ふたば
共同代表 山口花子
2024年6月
ふたばの特徴
ふたばは育児サークルとしてだけではなく、次の活動にも精を出しています。
地域の情報をまとめる
ふたば独自に三重県の各市町で利用できる多胎支援情報を発信。
また会員専用チャットで出た有益情報なども随時まとめています。
多胎家庭の問題点を探る
ふたばでは三重県の多胎家庭へアンケート調査した内容を公開しています。
どこに困難を感じ、どのような支援を要望しているかぜひ一読ください。
多胎支援の要望・提言
三重県庁、各市町役場など行政の皆様に対して、多胎育児の現状を伝え、支援拡充のお願いをお伝えしています。