4月15日に三重交通株式会社様(以下敬称略)乗合営業課および四日市営業所の皆様のご協力により、二人乗りベビーカーによる三重交通路線バス試乗会を開催しました🚌

横型のベビーカーは幅が広く、乗車をためらう親は多くいます。
気楽にバスを利用できるようにと、ふたば共同代表の中口が企画しました📝

この日は七組の親子が参加。

はじめに三重交通の職員の方より
✔︎「ベビーカーマーク」のあるバスには、固定するための補助ベルトが付いていること
✔︎「ベビーカーマーク」があるかないかにかかわらず、バスの車内が混雑していない時は折り畳まなくてもいいこと
などの説明がありました。

このあと、参加した双子家族が実際にバスへ乗務員の補助を受けながらベビーカーを乗せ、固定ベルトの強度や設置スペースの広さなどを確認しました。

国交省の見解

国交省が2020年3月に「2人乗りベビーカーも折りたたまずに使用できるよう取り扱うことを基本とする」という方針をとりまとめました

国土交通省「乗合バス車内では二人乗りベビーカーを折りたたまずに使用できるよう取り扱うことを基本とします!」
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000235.html

これを受けて、多くの路線でベビーカーをたたまず乗れるようにバス会社がルールを改定しています🚌

三重交通株式会社 路線バスの利用状況

通学や通勤、買い物など、私たちの移動手段として欠かせないバス。

その中でもベビーカーを畳まずにそのまま乗車できる新型車両は、二人乗りベビーカーの強い味方✨

今回ご協力頂いた三重交通株式会社様では現在、所有する路線バスの約二割に当たる百十一両が新型車両に該当します。

いろんな人が使えるようにバスもバリアフリー化など順次変わっていっているようです。

三重交通株式会社 バリアフリー・環境保全への取組み
https://www.sanco.co.jp/company/company11/post.php

 

今回種類の異なる車両をご用意いただき
☑︎それぞれのバスの特徴や広さ
☑︎スロープでも横幅が違っていて自身の利用している二人乗り横型ベビーカーの横幅でも乗れるのか
乗れない場合は乗務員の方によって乗せて頂いたり
☑︎お金の支払い時はどのようにするのかなど
参加者にとっても、乗務員の皆様にとっても
気づきや学びの多い会になったと思います🤝

参加された方の声⁡

参加された方からは
「思ったよりしっかり固定されていて、子どもとの距離も近く安心」(生後10ヶ月の双子保育者)

「子どもがバス好きなので、乗り方がわかってよかった。一緒にバスで出かけたいです」(生後2歳9ヶ月の双子保育者)
などと嬉しいお声も頂きました💓

三重交通様より

三重交通四日市営業所の服部孝史所長様からは「できる限りの協力をしたいとあらためて感じた。ためらわずに利用していただけるよう社員教育も徹底したい」とお言葉を頂きました。

三重交通株式会社の皆様、ご協力頂き、まことにありがとうございました😭🙏

バスに二人乗りベビーカーで乗ることは非常にハードルが高く、周りにも気を使います。
ですが今回の体験を経て、私たちでも出来たんだ!乗れるんだ!という成功体験は非常に大きいと思います。

乗務員の皆様の研修にも繋がりますし、これからもぜひ定期開催にご協力いただけましたら大変嬉しく思います🙇‍♀️