双子や三つ子を授かって嬉しかった半面、育児が大変で「助けてほしい」って思ったことないですか?
あの時誰かがちょっとでも子供達をみてくれたら、、、、
多胎育児は単胎育児の約2.5-4倍虐待死率が高く※、過度な育児負担などが原因だと指摘されています。
大変な多胎育児は家庭だけで頑張るのはどこかで限界がきます。
だから家庭だけでなく住んでいる市町に、もっと安心してより良い子育てが出来るように多胎支援を増やしてほしい!
ふたばでは多胎支援制度をより充実してもらうために今回の多胎アンケートを基に多胎支援要望書を各市町役場にお送りします。
みんながどんなことに困っているのか助けてほしいのか、声を聞かせてください。
※一般社団法人日本多胎支援協会2018年調査結果発表
アンケート詳細
- 応募期間:2023年6月1日~6月30日
- 対象者:三重県在住の多胎児(双子・三つ子)を妊娠中、もしくは育児中の方
- 調査方法:Googleフォームでアンケート回収
https://forms.gle/JisWbqUxCJfUmBeEA
きっかけ
サークルメンバーや他の双子ママと話すと、みんな子供が生まれてすぐの記憶がないといいます。
特に産後0歳児の頃はほとんどちゃんとした睡眠が取れない壮絶な育児をみんな経験しているからでしょうか。
「双子の同時泣きが本当に辛かった。二本の腕には一人しか抱き上げることが出来なくて…、もう一人の我が子は足元で泣いている。それを見ながら抱きしめてあげられなくてごめんねと私も一緒に泣きました」
「外出困難で乳児の間はずっと家にいた。そうすると本当にうつうつとして気分が落ち込んでいった」
「双子は同時じゃなくて時間差。一人の対応が終わったらもう一人の対応。ほとんど自分の時間なんてない」
「双子育児は出来ることより諦めることの方が圧倒的に多かった」
「双子じゃなければよかったと思うことが何度もあった」
そんな悲痛な声を何度も耳にしました。
多胎(双子・三つ子)ママパパが少しでも笑顔で育児できるためには、どうしたらいいのだろう。
産前産後支援が必須なのはもちろんのこととして、みんな何に困りどういう手助けを欲しているのか。
『よし、一度三重県の多胎ママパパに詳細なアンケートを取ろう!』というところからスタートしました。
今回他県の多胎アンケート質問項目を参考にさせていただきながら、ふたばサークルメンバーにも質問内容を精査してもらいました。
三重県初となるこの多胎アンケート調査結果をもとに、各市町役場の担当者様に多胎家庭の現状について提言書と共に現状の支援事業についてもフィードバック出来たらと考えています。
一人でも多くの三重県にお住まいの多胎ママパパの声を届けたいと思っています。
ぜひ、ご協力のほど宜しくお願い致します。
三重県の多胎支援状況
三重県の約半分の市町は多胎支援自体がありません。
また多胎支援がある地域でも実態は妊婦検査の助成チケット5枚追加などが大半です。
それよりも睡眠不足の産後ケアを充実してほしかったり… 💦
少しでも多くの声が集まることによって、より多胎支援の拡充を訴える力になると信じています。
またすでに多くの多胎支援など産後支援が充実した市町でも、どれだけ助かっているかなど行政に対して現行の支援内容についてフィードバックしたことはないと思います。
感謝の気持ちも、よりこの部分を改善してくれたら嬉しいなどの声も併せて、担当者の方にお伝えしたいと考えています。
三重県は今まで大きく多胎支援活動のない県だったので、今回の多胎アンケート自体初めての大きな動きです。
1ヶ月間どれだけアンケート数を伸ばせるかが鍵となります。
どうかこの活動が成功するように皆様の力を貸して頂きたいです🙇♀️
1人でも多くの三重県多胎ママパパに届きますように…🙏
イラスト提供:NPO法人つなげる「多胎支援フリーイラスト」